またまた、ルシフェルのイラスト。自分としては、とても手間を掛けて描きました。 これもお気に入りの作品です。 1対の羽で体を隠し、1対の羽で顔を隠し、1対の羽で空を飛んでいます。 セラフィムの姿が『顔と6枚の羽』で表現されるのは、この為でしょうか。 体を覆っているのは、ダチョウの羽がモデル。フワフワひらひらしてます。模様のように有るものは『目』です。「天使の羽は無数の目に覆われていた」という一説より引用しています。絵画では、この目は孔雀の羽で表現してある事が多いようです。 飛ぶ為の羽は、ツバメがモデル。だから『風切り羽根』があります。アレンジはしてありますが…。 顔を覆っている羽は、ルシフェルが「神の前で顔を隠さなかった為、羽が抜け落ちた」という一説から、コウモリの羽をモデルに。ただし骨格はかなりいい加減にアレンジして、不気味感を強調してみました。初期の設定でこの羽は、骨だけになっていましたが、さすがにエグくて変更を(笑) 手にもっているのは、罪を測る天秤です(解り辛くてすみません) どの文献から引用したかは、昔の事なので覚えていません; 今度ちゃんと調べなおしておきます。 いずれにしても、いい加減なファンタジー設定なので、おかしな部分は生暖かい目で流してやって下さい…。 原稿用紙(2枚:横見開き)。スクリートーン。Gペン。0.1ロットリング。 |